KANDA SEED LIFE 2024-2025
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MTEECLHONNCALNOTE多 少 収穫 着果 定植 灌水量 生育ステージ I 00525cm30° 水分管理および果実の成熟 施用量 草丈 110.0B101.3B葉乾物重 茎乾物重 根乾物重 果重 種子風乾重 糖度 50.1N38.9N3.2 L.S.D.1% 7.2 神田育成ニューメロン①這作りネットメロン栽培三大約束事②這作りネットメロンの肥料と果実との関係③這作りネットメロンの葉変わりによる生育診断法④アールス系ネットメロンの肥大過程7N14N1020〜40日 生育期 雌花の充実 2030405060(日) 53〜58日 果実肥大 ネット発現・形成 糖度上昇 1,194N819N68 20.1N16.2N3.6 4.8N4.5NN.S. 8.8N5.8N1.2 14.5% 13.5% 0.4 基相 アールス・フェボリット 神田育成早生ニューメロン原種級金 俵縦径 横径 果形形成期 10152520経 過 日 数 30結果相 ネット形成期 充実期 35404550生長相 ① 排水の良い砂壌土〜火山灰土〜砂丘地の畑を利用する。水田跡地利用は不適である。② 元肥主義を厳守する。油粕・魚粕に燐酸肥料を加えたような有機質肥料主体が良い。追肥は特別な場合を除いて不要である。③ 灌水に十分注意する。メロンの栽培は水の駆け引きに尽きるといってよい。着果後約20日間で果実の肥大が始まるので、この時期に最も多く灌水を続ける。収穫10日前からは日毎に減らして糖度の上昇をはかる。多肥、特に窒素肥料のやりすぎは果実を小さくし、品質・糖度を低下させ、果肉の軟化・発酵につながる。ハウス早出し栽培では前作の残肥効が強いので、数年の連作圃場ならばN=4〜5kgに抑えること。イチゴやトマト跡では無窒素として、P、Kのみを元肥施用したほうがよい。窒素の施用量がメロンの生育、果実の重量および品質に及ぼす影響(増井、1967)  同一品種でも栽培法によって同じ品種とは思われないような草勢・形質を示すことがある。この原因は肥培管理、特に水と温度調節の差であることが多い。基  相: 苗の段階なので円形で小さく濃緑色。元葉で品種固有の葉形になりきっていない。結 果 相: 完全に特徴を備えた長形・朝顔型の葉を形成し、淡緑色で薄い。光合成が旺盛に行われている。生 長 相: 半展開葉を含めて黄緑色。伸長を続けている。先端の仰角約30度が理想的である。ネットメロンでは着果後20日頃からネットが発現する。この時期で既に収穫時の果実の約85%まで肥大が終わっている。この後収穫までの30日余りは肥大のスピードは遅く、主として「胴張り」「肩張り」がよくなる。従って、着果後20日間の管理が果実の肥大を決定するといってよい。水分・温度・肥効がうまく噛み合うよう管理する。果実の肥大状況(益田等1953) cm15141312111098765432123KANDA技術メモ ②ネットメロン栽培のポイントネットメロン栽培のポイントメ技ロ術ンメモ

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